4/23 ピアノの時間を更新

腎不全の猫に飼い主が出来る最後の事

点滴 猫と暮らす
cream

寒さが本格的になりはじめた12月半ばに鼻風邪と腎不全を患った猫を保護した。通りがかりの人から唐揚げをもらったりしてたからか腎臓か悪くなっていた。動物病院で人間の人工透析のように点滴で腎臓を浄化するしかないと言われ、毎日170mlくらいをやりはじめた。腎臓が悪いと気持ち悪いらしく食べられないそうで、全くご飯を食べない。3日経っても食べない。どうしたものか。そうして10日過ぎたある日、やっと腎臓ケア食を食べた。そして毎日の点滴も2日に一度、3日に一度と伸ばしていった。3日に一度が続くとやはり喰いがよくない。そして2日に一度で落ち着いてる。もう半年が過ぎた。点滴が家で出来るのは経済的にも助かる。一回3000円も取る病院もあるらしい。諦めてしまう人もいるだろう。点滴しなければ2週間くらいの命だろう。点滴セットは2500円くらいで3回分なので、差額6000円くらいの得である。猫死因の3割が腎不全、自宅で最後まで過ごしたい猫の為にも、飼い主さんは点滴ぐらい出来てもいいんじゃないかと思う。忙しくて病院に行く時間がないとか、経済的にきついなど、腎臓を患ったらそう長くはないので一緒にいられる時間を増やす為にも出来ることをしてあげよう。今まで一緒にいてくれた幸せな時間のお礼をしなくちゃ。

追記

この子は10月9日に亡くなりました。保護してから約10ヶ月、一時は随分元気になりました。そして9月くらいから腎臓ケア食を食べなくなり、先生からは食べれらるものを何でもいいからあげて下さいと言われてました。もうそろそろかと言うことか。黒缶やスープなどをあげた。大喜びだ。それでも段々食べなくなり、全く食べない日が3日続いたあと静かに息を引き取りました。ガリガリに痩せてしまい本当に可哀そうでした。最後の一ヶ月は毎日点滴をしました。

ロイヤルカナンの腎臓ケアセレクション、ドクターズケアのキドニーケアをよく食べました。カナンの腎臓ケアスペシャルは食べませんでした。