長生村植木市場に温州みかんの苗木を買いに行く途中、東部台付近を車で通ったら造成現場に出くわした。工事の人達がいたので木を貰っていいかと訊いたら大丈夫とのこと。早速夕方からチェンソーを持って行ってみた。大きなクヌギやナラが掘り起こされていて伐り倒した木々が積み上げられていた。住宅地になるのだろうか、随分年数の経っていそうな、50年じゃきかないくらいの大木が3本くらい無残にも置いてあった。いつも生きている根を張った木が重機で無理やりバリバリと最後の音を立て掘り起こされたのを見ると切ない気持ちになる。こちらは有り難く薪にするがナチュラル志向の私には寂しさにしばらくその木のことを考えてしまう。とりあえずチェンソーで持てる位に切って軽トラに積み持って帰った。自宅裏のストックヤードに置く。そして土曜日の夕方にもう1杯、この時はご近所さんから一輪車を借りて積み荷作業。だいぶ楽に運べる。一輪車も必需品かも。日曜日は午前と午後の2回。さすがに疲れた。太過ぎる木は軽トラをそばに着けられない為諦めた。それに木が硬すぎてうちの35センチ刃のゼノアでは馬力がなくオイルの無駄使いになってしまうからだ。沢山薪が取れるけど割るのはまた一苦労だ。ストックヤードには欲張って貰ったまだ割ってない大木が山と積まれている。