ビオトープに泥が出来るといつもすぐにやってくる蜂がいる。ウエストがキュッと締まっててお尻にオレンジに縞が一本入っている。あと首だか肩にもオレンジがある。泥を集めては去り少しするとまた来る。家の基礎のコンクリに粘土の壺状の巣を作る。今日はたまたま作っているところに居合わせたので写真を撮ってみた。
随分上手に作っている。下の方のは蓋をした感じ。ヤマケイによると幼虫室の入った壺状の巣を作り、さらに一層覆うそうだ。二重にするのは丈夫にするのと、中の幼虫を寄生バチから守る為だそうだ。図鑑にはミカドトックリバチやオオカバフスジドロバチがよく似て出てるけど、首だかその辺りのオレンジの見分けでスズバチかと思われる。この巣の穴の空いたのが何年も残ってたりするのでやっぱり丈夫なんだと感心する。ちなみにアシナガバチの巣も丈夫だ。あのハニカム構造だ。
しげしげと見ていたら、ご帰還で威嚇されてしまった。巣にまっしぐらだ。
今日の観察はこれまで。
さて今日(2020/7/2)は天気がよくて観察日和で見たら更に足されてて驚いた。
あれからもう2段くらい足されているようだ。今日は蜂さんはいない。左したに泥をつけたような跡がある。それから一時間後に見たらビックリだ。
さっきの穴は塞がれていて、まだ出来たての乾いてない新しい壺にお尻を入れていた。何やら頑張っている様子で卵を産んでるんだと思う。
そして飛んで行ってしまった。今日は夕方までこの状態だった。
あれから二日後、下の方に新たな土が足されている。まだ乾いてない。
そして一日経った、真新しい土が上に足されている。ヤマケイには二重にとあったがそれどころではない感じ。
もう数日蜂は来てない。一応出来上がりなのか。きっと小さな蜂が出てくるのだろう。
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アシナガバチの観察
毎年春になると越冬した女王蜂が庭に巣を作る。今回もアシナガバチが薪棚の屋根下に巣を作った。 2020/5/2 ポリカの屋根下に作って雨はしのげるが暑いらしく羽で扇いでる。仕方ないので上にビニールの日除もっと読む