4/23 ピアノの時間を更新

オニヤンマのヤゴ

庭の生き物達
dav

藻がいっぱいになったビオトープを掃除していたら、何とオニヤンマのヤゴを見つけた。今水中にいるヤゴ達は来年トンボになる分である。もしかすると7月の終わりに産卵に来ていたオニヤンマのかも知れない。あれから正味一ヶ月半でこの大きさ(2.5センチくらい)になるのか。ヤマケイ図鑑には何年もヤゴで過ごすとあるのでもっと前からいた分かも知れない。ふとすぐ側にもう一匹、しかも半分くらいの同じヤゴがいる。掃除をしていたからきっとそこが過ごし易い場所だったのだろう。この分はこの間産まれた分だろう。ビオトープの掃除、基本は藻を取りはびこり過ぎた菖蒲、ホテイアオイなどを間引く。全ての作業に細心の注意が必要だ。藻の中にヤゴがいたりするからだ。バサバサとはやれない。ちょっと掴みヤゴが紛れてないがよく確認する。これの繰り返し。他の人には頼めない作業である。細心の注意をはらっても取り出した藻の中からえっちらおっちらとヤゴが出てきたりする。水に戻れないと死んでしまう。まだ早苗トンボのヤゴなどは大きいからすぐ分かるが、昔トンボのヤゴなんか5ミリくらいだ。かなり難しい。似たような水生生物もいる。オニヤンマのヤゴだがお尻を水面から出して呼吸するのだ。だから割と浅瀬にいる。探す時はまずビオトープの縁を見ていくのだ。見つけたと思ってじっと見ているとギロッと睨み返す、これがオニヤンマのヤゴなのだ。他のヤゴはそんな事はしない。やっぱりトンボの王様だ。