5/14 猫の甲状腺機能亢進症を追加 5/16 お仕事小咄しを更新

四十雀の雛〜巣立ちへ

庭の生き物達

昨日(4/30)は朝から小雨が降っていた。ここ二三日仕事だった。気になっていた親鳥の声がしない。ちょっと前は朝の早い時間から「ジジピ、ジジピ」とか「ピーピー」とよく聞こえていたのに。朝起きてから3時間近く経つが声がしない。親鳥が放棄してしまったか、うちの猫が親鳥を捕まえて食べてしまったのか、にわかに心配になってきた。もしそうなら代わりに餌やりをしなくてはいけないかもなど考える。でも孵ったばかりの雛鳥を世話するなんて沢山の猫もいるし絶対出来ない。居ても立っても居られなくなり、そっとポストに近づいて聞き耳を立てる。小さな「ピヨピヨ」が聞こえる。ああ良かった生きてる。でも親鳥の声はしない。仕方なくポストの口から覗いた。黒い頭が僅かに見える。でもよく見えない。しょうがないのでスマホを持ってきてとりあえず写真を撮って中を見てみようと、親鳥もいないし。一、二枚撮ってみたけど全然ピンボケしている。もう少し近づけたらピントが合い、撮れた。ややなんと見てびっくり、5個も小さな頭が並んでる!どうしよういっぱいいる。3匹くらいだと思っていたのに。黄色嘴が何ともかわいい。獣毛に包まれている。親鳥はあれからも沢山犬だかの毛を集めたのだ。ふわふわベッドだ。皆寝てるのか。そっか静かなのは寝てるのだ。そりゃあ睡眠も必要だ。そっと離れた。あんなに沢山の獣毛をどこから見つけてくるのか。大したもんだ。この時期なら換毛期の毛が丁度手に入るのか。自然とは上手く成り立っているのだ。

今日(5/1)はまずまずの天気。曇りっぽい晴れ。少し窓を開け耳を澄ます。親鳥の声は朝から全く聞こえない。やっぱり片親になってしまったのか。もう心配で仕方ない。ポストの中からは小さな声が聞こえる。生きてる。大丈夫かな。やっぱりもう少し様子見にしないと。洗濯を済ませ「ユニモ」までコーヒー豆を買いに行く。その後、睦沢の「はじめの一歩」まで足を伸ばしスイカやミニトマトの苗、花苗などを買った。帰宅後玄関前にYさんかくれた沢山のいちご苗がケースごと置かれていたので早速庭に植えることにした。作業をしていたら「ピーピー、ジジピ、ジジピ」っと親鳥の声がした。ポストの上の藤棚辺りから聞こえる。良かった。いたんだ。すぐにポストの中から賑やか声が聞こえた。ご飯(虫)をあげたんだ。ああ良かった。ほっとしていたら頭上を白黒の鳥が素早く飛んでいった。それから何度も声がしてちびさん達はちゃんとご飯を貰っていた。夕方近くには親鳥が交互に鳴く声が聞けた。親鳥たちはちゃんといる。

前編のお話はこちらから

ポストに鳥が巣を作った
小さな知恵者達はうちのポストが気に入ったようだ。新聞をやめたなりに良い事が起きた。

5月3日の昼間、我慢出来ずまた覗いてしまった。何と幸せな姿だろうか。皆揃ってすやすやと寝ている。

5月6日の朝、出勤前に、またもや我慢出来ず覗きを。うわ~~随分成長している。鳥だー。親鳥はすごい、大したもんだ。そしてこの日の晩から雨が降り始めた。ここ数日温かい日が続いたので、急に寒く感じる。家の中では薪ストーブを稼働させたくらいだ。ちびさん達は皆くっついて温めあっているだろうか。そして7日は朝から雨、その激しさを増しながら風も強くなってきた。皆はどうしているのか、親鳥の声もしないし心配でしょうがない。皆でポストにいるのか。この雨じゃあ餌が捕れないだろうし。風は北風で冷たい。豪雨で警報が出ている地域もあるくらいだ。この時期子育て中の鳥や動物達には大きな打撃だろう。予報では丸一日以上の雨らしい。ポストの口は南なので雨が沢山吹き込むことは避けられるだろう。余談だが巣箱は南向きか東向きになっているのを鳥は選ぶそうだ。この日の昼間から私は熱が出て調子が悪くなって仕舞いには寝込んでしまった。夜には38.5度に。雨は降り続く。あくる日8日の朝もまだ雨降りだ。午前中は降るようだ。お腹をすかしているだろうに。心配で仕方ない。小降りになってきた。親鳥が餌を捕まえてきたのだろう。声がする。

5月8日の昼間です。5羽かと思いきや7羽もいるようだ。かわいい~。皆同じ顔してる。よくこんなに沢山のちびさん達を無事に上手に育てるもんだとほとほと感心。すごいことだ。今日はいい写真が撮れたのでもう覗き見はやめにした。感動の一言。この日親鳥は昨日の分もご飯を運んだだろう。

5月9日、晴れ。仕事だ。やっと晴れたので布団を干すことにした。ベランダを拭いて毛布を出そうとしたその時、黒い塊がひらひらしているのが視界に。あ!巣立ちだ!大変!ベランダにいた猫が急に黒い物体がそばにきたものだから、驚いて伏せをした。これはまずい。捕まっちゃう。大慌てで猫達を部屋に入れ、ベランダの猫窓を閉めた。それから庭に出て、ほっつき歩いている猫二匹を部屋に入れた。電線にゆらゆらしている小鳥さんがいた。そしてポストを見に行ったら、空っぽだったのだ。巣立ちを見逃してしまったのだ。家人が今朝は四十雀が随分低い木を行ったり来たりしていると朝食の時言ってたのはちびさんだったのだ。危ない危ない。昨日の写真で見納め。もう仕事に行く時間だったので、後は家人に任せた。親鳥は高いところでいつもと違う声で呼び、ちびさんがちゃんと翔べるように教えていたと。夕方4時くらいまで日中ずっとやっていたと。私は4時半に帰宅した。もう誰もいなかった。きっと近くの山に行ってしまったたのだろう。賑やかな声が急にぱったりとなくなりなんだか寂しい気持ちでいっぱいだ。

あれから二日過ぎたが四十雀の声はしない。きっと山で餌取りの練習をしているのだろう。今まで知らなかったが、たまに集団で庭に現れるのはきっと家族なのかもと、よく考えばそうかも。そして家族から離れる時はつがいになる相手を見つけたらなのかも。

ポストに手を入れたら丸いものが。白い卵が一つ取り残されていた。孵ることがなかった卵。来年もきっとこのポストを使うカップルが来るだろう。