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ビオトープを自作 庭に生き物を呼ぼう

庭の生き物達
ビオトープ

ビオトープを作る

庭に生き物を呼びたいと思い参考書を探しに本屋に行ったらビオトープの本を見つけた。

早速、作ってみることにした。

①庭に楕円のなだらかな穴を掘り点圧をかける②屋根の下地用の分厚いビニールシート(ジョイフル本田にしかない)敷く。③ハニカムの金網(カインズにもある)をビニールシートの上に敷く。④その上からセメントを絡ませながら入れて形を整えて出来上がり。

乾いたあとは何度も水を入れては捨てての繰り返しをしてアク抜きをする。そしてようやく水を入れられる。続いて土やら小石を入れ浄化の為の植物を置く。睡蓮やアヤメなどの水生植物。なんとなく出来上がった。

来訪者たち

するとすぐにビオトープの存在を上空から見つけた蜻蛉達が来るようになった。他にもアメンボや豆ゲンゴロウがいつの間にかいる。どこから来るのか。驚いたのはある日とても大きなオニヤンマがカタカタと羽の音を鳴らして卵を産みに来たことだ。息を潜めて凝視する。ビオトープに産むのではなく、周りの岩や壁になってる土に擦りつけていくのだ。そしてしばらくすると水中に小さなヤゴがいる。翌年の初夏に一番早く羽化して数日かかって羽を乾かし何処かへ飛んで行く。面白いのが糸蜻蛉、夏はグリーン、冬は茶色でここ房総辺りでは成体で越冬する。ムカシ蜻蛉やシオカラ蜻蛉など図鑑を見ながら来訪者を確認する。もちろん夏場は蛙達の棲家でもある。大きな赤蛙にはびっくりする。雀や四十雀、山鳩などが水を飲みに来る。そしてアシナガバチやスズメバチも飲みに来る。たまにヤマカガシが浸かってることもある。沢山の生き物の棲家となり水飲み場となるビオトープ。ちょっとした水溜りを見つけて生き物が住みつき、そこに生態系が繰り広げられる様をすぐそばで観察出来る。健気な姿だ。そして日常から離れて何か大切なことを考える時間、素晴らしい時間を与えてもらった。さああなたもビオトープを作ってみよう。

冬枯れのビオトープ
4月13日の大雨で満水
石は鳥海石
ビニールのままのビオトープ