寒い冬を無事越冬出来たヤゴが次々と羽化し始めた。ビオトープの周りの木にまだ羽が乾いてないトンボがぶら下がっている。羽がテラテラ光っている。このようにじっと葉っぱや枝に掴まってしばらくいる。このトンボは恐らくサナエトンボの類かとヤマケイポケットガイド「水辺の昆虫」見ながら思う。こうして幸運な一匹が大空に飛び立っていく。我が家の初夏の風物詩だ。しかしこれで終わりではなく、今度はうちで巣立ったトンボかはたまたどこか他所から来るのか、卵を産みにこのビオトープにやってくる。縄張り意識の強いトンボ達はビオトープの周りを牽制しあいながら過ごす。いっと最初に自分の縄張りにしたトンボがビオトープの真ん中に陣取っているのを見るのはなかなか楽しいものである。
縄張り意識が強い塩辛トンボ。毎年ビオトープで見張り番をしている。この習性は引き継がれていく。冬の糸トンボはこちらから。
冬の糸トンボ
岩にとまる茶色姿の糸トンボ 今日(2020/2/15)は庭の手入れをしていたら越冬中の糸トンボ成体に会いました。夏は鮮やかなブルー、冬は保護色の茶色に変身。 同じ個体、南天の葉にとまる 房総ではこのよもっと読む
まだ未成熟の黄色いアキアカネ。夏の暑さが苦手らしいがうちの庭にずっといてビオトープで産卵する。一昨日別の種類サナエトンボが小さな瓶にもう産卵していた。
トンボの産卵動画はこちらから
トンボの産卵動画
今朝、バードフィーダーに餌を置きに行ったついでビオトープを見たら何とトンボの産卵行動に出くわした。この間から塩辛トンボが陣取っていて、まさかその相手とは? トンボ産卵 と言うことでしきりに水面を叩き卵もっと読む
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ビオトープを自作 庭に生き物を呼ぼう
ビオトープの作り方と訪れる生き物達