4/23 ピアノの時間を更新

ヒョウモン蝶の幼虫

庭の生き物達
dav

今日は久しぶりにヒョウモン蝶の幼虫を見つけた。庭に沢山の蝶が来るようにと彼らの為に食草を植えている。柑橘系もその類いだ。スミレの葉が大好きなヒョウモン蝶の幼虫、だから庭のあちこちに用意して待っている。7年位前からだろうか、このオレンジ色に斑点だらけの割と大きいとても綺麗な蝶が庭に来るようになり、スミレに卵を産んでいるのを見た。しばらくしてから黒地に赤い斑点のトゲトゲの虫がいてスミレの葉を食べていた。まさかヒョウモン蝶の幼虫とは知らなかったので気持ち悪い虫がいると思っていた。おかげでスミレは丸坊主にされるが宿根草なので心配ないが。幼虫は随分と大きくなる。

こんな感じの幼虫、スミレの葉っぱがご飯

そしてキラキラと宝石のように光る茶色い蛹がぶら下がってるのを見た時にはあまりに驚き感動した。しかしその蛹も目立つせいか次に見た時は穴が開いてて中身が食べられてしまったり。とてもがっかりだ。あの時そっと枝ごと切り安全な場所に移動させれば良かったと思ったりもする。介入してはいけないと思うがなかなか無事に羽化しない。食べられてしまうのでどうしても助けたくなる。最近はやらないが以前は幼虫を枝ごとトイレの花瓶にさしておいて蝶になるまで飼育したりもした。もちろんこの飼育は結構大変で葉っぱがすぐなくなるので補充も必要だし、蛹になる前には場所を探して随分歩き回る。いなくなったとトイレ中を探してタンクに落ちたのではと心配にもなる。そして無事蛹になるが羽化に失敗して飛べない蝶になったりもする。次の子孫を残せる個体になるには沢山のハードルがある。最近は随分蝶が少なくなった。もちろんこの食べられる食物ピラミッドの底辺の虫が少なくなると捕食者も減っていく。暑すぎる夏も原因の一つだろうし、食べるものがなくなるのも原因だと思う。いつか庭に蝶の楽園を作ってみたいとも思ったりもする。

蝶の図鑑は誠文堂新光社のフィールドガイド「日本の蝶」を愛読。写真が豊富でページを捲るだけで蝶の世界に入っていける。誠文堂新光社は天文ガイドを随分買ったな。その昔、大きな望遠鏡を買うほど宇宙に興味を持ったこともあったりした。そんな女の子だった私。

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