4/14 慢性腎臓病にラプロスを処方してもらった

スズメバチの捕獲方法を教えます

夏場窓を全開にしていると色々な虫が入ってくる。我が家には小さなハンター達がいるが、ある時寝室で大きなスズメバチが死んでいて驚いた。猫がいったいどうやってあの危険な蜂を素手で殺したのか不思議でならない。よく人が刺されてどうとかって新聞に出でるじゃないか。猫らが無事でいるか大慌てで確認したが何言もなかった様子だ。以前蜜蜂にちょっかいを出して手が腫れてしまった子がいた。まあ腫れるくらいはまだよしだが。蜂達は帰巣本能があるので獲物や蜜の場所を巣に帰ってから他の蜂に教える。そして次には別の個体も一緒に連れてやってくる。庭では、アシナガバチの巣に大きなスズメバチがたかり幼虫を引っ張り出して持って行ってしまう。もちろんアシナガバチ同士も他のアシナガバチの巣から幼虫を引っ張り出して丸めて持って行ってしまう。自然の摂理だと思う。越冬した女王蜂が巣を作って卵を産み、幼虫を育て、蛹の蓋をしてあげ、羽化するのを観察しているとかいがいしい世話に感心する。夏場の暑い時はハニカムの中にいる卵のそばに冷やす為の水滴を置いたりするのだ。その水は庭のビオトープから吸い上げて持って行く。繁栄した巣は直径10センチくらいにはなる。これは無事にと言う言葉を付け加えてだ。たいていここまでのうちにスズメバチに襲わてザクザクにされてしまう。大きさの違いからどうしてもアシナガバチに加勢したくなる。巣にたかってるスズメバチに蜂退治スプレーをかけたらアシナガバチも巣ごと死んでしまう。そこで考えたのが虫取り網だ。2つを使い、下で構え上から塞ぐ感じだ。これでうまく網の中にスズメバチだけを捉える。そこでスプレーをかけるか、どうするか?ご想像にお任せする。私はそのまま地面に置いて火バサミで叩く、これで偵察隊は帰還出来ないと言うことだ。ただしこの方法は熟練が必要なのでそれを承知でやるならトライして下さい。スズメバチは早起きで日が昇ると直ぐにやってくる。昼間の暑い時はあまり来ない。あとは夕方少し涼しくなる頃にまた来る。なぜアシナガバチをと言うと。ある時羽を負傷したアシナガバチが帰巣した時のことである。巣の蜂達がその状態を見て負傷した羽を取ってあげたのだ。片方しかないからもう飛べない。そして飛べなくなった蜂はいつも皆から餌をもらいしばらく生きていた。晩秋の頃無事に生き延びた蜂は皆でダンスをする。越冬するのは来年の女王蜂のみ。他の蜂達はどこへ行って生の終わりを遂げるのか。寒くて弱り、地面にひっそりと降り立つのか。生きた喜びに最後の乱舞をする。庭に沢山のアシナガバチが楽しげに背に乗ったり、何やら交信しながらダンスをしている。これが数日間続き、パタっと解散する。来春、一匹の女王蜂が庭の木を噛り取りハニカムの巣をスズメバチに見つかりにくい場所に上手に作って行く。