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バードフィーダー

庭の生き物達

十年前のこと、ふと新聞で読んだか、雀が減ってきたと。住むところがないのか、繁殖するところがないのか、餌がないのか、雀の気持ちになっていろいろ考える。さしあたってこの事態に自分が出来ることは何かと考え、庭にバードフィーダーを置いてみることにした。小鳥のむき餌なるものをホームセンターで買って小皿に盛ってちょっと高い枕木を立てた上に置いた。最初の賢い一羽がこの存在を見つけ警戒しながらも、あれこんな所にいいものがあると気付き、早速食べはじめた。そしてその賢い一羽はここに餌があるよと独特の鳴き声で他の雀達に知らせたのだ。それを聞きつけた他の雀達があっという間に伝達して沢山来るようになった。大喜びで食べている。狭い枕木の上で喧嘩をしながら食べている。空中戦だ。春先には巣立ちしたばかりかまだろくに飛べない雛を親鳥がこっちだよ、と連れてくる。他の大人雀に睨まれながらちょっとずつ近づいてこれを食べるんだと学習していく。朝は皆電線にとまってバードフィーダーに餌が置かれるのを待っている。食べ終わると随分遠くまで帰っていく。また別の1便がやってくる。噂のバードフィーダーなのか。ある時は近くの木に皆とまっている。どうしたのかと見たら、山鳩が2羽つがいで来て食べているのだ。雀より上品に一粒ずつのんびり食べている。あの最初の賢い一羽は実はいつも独特の鳴き声をしていた、思うにリーダーだったのではないか、そして3年くらいでいなくなってしまった。この時は30羽くらいが常時来ていた。これが今から10年くらい前の話しで2009年だ。それからやはり年々雀達の数が減ってきている。雀達は屋根瓦の隙間や変圧器など、烏に襲われない所に巣を作っている。西洋ススキのパンパスグラスを刈らないでおいたら、巣の材料にするのか、一本一本引っ張って咥えて持っていく。ふわふわの穂が雛達を包んでるかと想像すると幸せな気持ちになる。それから毎年パンパスグラスは残しておくことしている。少しでも助けになれば嬉しい。懸命に工夫している姿が健気である。今も毎日バードフィーダーにむきあわを置いている。冬場はその他にミカン類を枝に差し、ヒヨドリ達が食べに来る。山に餌がなくなるので住宅街に来て探している。金柑などを突っつきに来る。彼らはむきあわは食べない。美味しい実が好きだ。赤いジューンベリーやオレンジ色の木苺は大好物だ。人間より先にご賞味。庭にはヤマガラの為にエゴノキが3本植わっている。夏に実がなり、サポニンが含まれる皮を取り除き種を貯食し、餌のない冬に食べるのだ。ナンキンハゼにイラガが付くが取ったりはしない、四十雀の大事な食糧だからだ。やたらと薬なんか撒かない。消毒とは随分きれいな言い方だが、スミチオンなど撒かないで欲しい。虫を食べる鳥がいるのに。そんな臭くて危険な庭には鳥達は来ない。うちでは消毒の替わりに鳥が食べない毛虫は全て捕殺である。毎年ジューンベリーにアメリカシロヒトリがわんさか付くがお箸で捕まえる。カシワの木には茶色い大きな毛虫がつく、火バサミで一匹ずつ捕まえる。庭全体が鳥達の大切なバードフィーダーだからだ。耳をすませば彼らの美しい声を聴ける、一体何を話しているのか。

ヒヨドリ
山鳩のつがい

いつものつがいが食べに来る。春は子育てなのかすぐに餌がなくなる。一粒ずつゆっくり食べる。雀さんたちは遠慮している。

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