今年(2020年)になって右膝の後ろが膨らむ違和感に気付いた。床に座ろうとしたら、どうもつっかえている。草むしりをしていてもしゃがんだあと簡単に立ち上がれないし、痛みもある。そうこうしているうちに腫れが大きくなっていく気がする。はたから見ても左右違うのが分かる。こうして二三ヶ月が過ぎいよいよ正座が出来なくなった。コロナ事情で混んだ病院には行きたくないが何か大変なことだったらどうしようと思い仕方なく近くの整形外科に行った。レントゲンを撮って見たら軟骨がすり減っているそうなのでヒアルロン酸を注射する方法が今流とのことだ。よくある膝痛で千葉大の先生が推奨しているヒアルロン酸打ち旨を書かれたパンフレットをもらう。詳しいことはこれに書いてあると言う訳だ。レントゲン写真を見てもどれが軟骨だか説明しない。先生も膝痛で貧乏ゆすりを何十回もしているそうだ。おもしろおかしく言う。治療は毎週で一ヶ月都合4回打ち続ければ良くなるそうだ。次いで電気の治療もする。こちらは何時でも一回200円なのでどんどん来て下さいとのこと。こうして一回目の注射が終わり会計は5000円くらいだった。処方されたものは飲み薬のロキソニンと消炎剤、貼り薬のロキソニン。こちらの会計が2000円くらい。もちろん薬は飲まない主義なので飲まない。痛いのはどうしても我慢出来ないときにしかなので貼り薬もしない。次の週もと思ったがさすがに5000円はきつい。そう言えば近所の85歳のご婦人がいつも先生にヒアルロン酸を打ってもらってるから歩けるのと自慢してたっけ。私まだ50代なのに同じ治療?病院の注射コーナーにはもっと若い人もいた。納得いかないしこれからこの治療をずっとするのか。行く気がなくなり更に3ヶ月が過ぎた。変わらず正座は出来ないしもっと悪くなっている。ふと親戚の伯母が膝痛で座れなかったのが太極拳をやり始めてすっかり治ったと言ってたのを思い出した。よく考えると以前は股関節をストレッチしてコキッと鳴らすことが出来たのに最近は鳴らない。これじゃないかと思いつき、その晩から寝床でストレッチをすることにした。仰向けで脚をくの字にして股関節を開いたり戻したりの繰り返し。更に両膝を曲げて上げ、腰をフリフリ。確かに右側がおかしい。でも快適な痛みだ。歪みを治してるのか。だいたい10分くらいやる。そして一晩寝て起きたら驚いたことに膝の腫れが気持ち引いた感じだ。これを毎晩やってみる。どんどん膝の腫れが引いていく。何とすごいことを発見した。こうして一週間が過ぎた頃、やや痛いが正座が出来るようになった。10日過ぎた頃、猫のトイレ掃除でベタっとしゃがむのも出来るようになった。自力で治しつつある。まだこれは実験中なので皆さんも試してみて下さい。もし良くなったら下のお問合せからご連絡下さい。