裏の田圃で蛍が見れる。越して来て12年、その前から出ていたのだろう。今年は今までで一番多い年のように思える。田圃の水入れがまめになされていたからか。周りの草刈りがいい加減でそれなりに伸びてちゃんとした手入れではないからなのか、条件が揃ったようだ。6月9日くらいから光が見え始めたので田圃に降りた。すると縁に沢山の蛍が光を放っている。すっーと飛び立つのもいる。ざっと200匹くらいはいる。わずか向こう30㍍の縁にだ。大半は縁の草にいる。飛び立つ為か丈の伸びた草に登っていくのもいる。裏には田圃が幾つもある。すぐ裏と休耕田を挟んでそこから5つくらい。それぞれ持ち主がいるので管理の仕方もまちまちだ。蛍の発生には雑な管理のほうが適している。水が枯れてしまった年は少ない。餌の貝がいなくなるからだろう。また周りの草刈りをしてその後火をつけて燃やした年の翌年も少ない。でも最たるは豆に管理し過ぎる田圃で年中草刈りをして短い丈にしているところだ。そこには殆どいない。いい加減がいい加減なのだ。
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