今年(2026年春)も我が家のアンティークポストにシジュウカラがやって来た。3月末に苔が敷かれ始め毎日せっせと運んで来たようですぐにいっぱいになった。出入り口の反対側の一番奥の角は器用にもお椀状にしてある。そこに獣毛が敷かれ出来上がり。ふかふかのベッドだ。
この苔はうちやご近所の地面に生い茂っているのを持ってきているのだろう。苔は簡単に手に入るけど獣毛はどうやって探してくるのか分からない。ついこの間は口にいっぱいに獣毛を咥えてるのを見たっけ。ほとほと感心する。この時期鳥達は営巣で忙しい。残したパンパスグラスの穂を雀が競って持って行く。
明日で巣作りから一ヶ月が経つ。まだ雛の声は聞こえない。覗きたいがそっと聞き耳をたてる。
2026/5/1あれから親鳥はポストを出たり入ったりしている。昨日は獣毛を嘴からはみ出して持ってきていた。昼過ぎに仕事から帰って来たのでそっと近くに寄った。なんと小さなピヨピヨが聞こえた。雛が孵ったんだ!しかも一羽じゃなさそうだ。
2026/5/3どうしても我慢出来なくて覗きをしてしまった。と言ってもスマホで覗くのだが。

すごいことになっていた。もうみんな孵っていたのだ。8羽くらいいる。親鳥がいないときは全く声を出さない。静かにお利口さんにしている。ところが私の気配で一気にピヨピヨの大合唱。急いでシャッターをきる。ポチョン!実は4月1日にスマホを買い替えたばかりでシャッター音の消し方がわからない。あー困ったもんだ。

2026/5/11前回の撮影から一週間が経った。もう巣立つんじゃないかとラストチャンスかも。ずいぶん鳥らしくなった。鳴き声もピヨピヨじゃなくて抑揚がある。ちょっとヒソヒソって感じでなんか話している。親鳥はひっきりなしに虫を捕まえて持ってきている。そばに寄ると親鳥から警戒の声が飛ぶ。
2026/5/13朝7時半位に庭に出たらポストの出入り口からチビさん達が出ようとしていた。巣立ちだ!大変!次々と出入り口からチビさん達がぎこちなく飛び立つ。慌ててスマホを取りに部屋に戻り、木に留まっているチビさんを撮影。皆あちこち近場の木にしがみついている。出入り口で躊躇していた最後の一羽が飛びたった。親鳥の呼び声が行き交う。早く早くこっちだよと呼んでいるのか。あっと言う間の出来事であった。もう前の家の屋根にのっている子もいる。前回は電線に留まっているのを見ただけだったので、出入り口から次々飛び立つのを初めて見た。いやーすごいもんだ。
