薪割りをしていると黄金虫や玉虫の幼虫に出くわす。真っ二つに割ったそのところにいる。せっかく卵からかえり幼虫になり冬眠しているのに邪魔をしたと言うことだ。先にその木を取ったのは彼らの親であり、これは最適の場所だから卵を産んだ訳だ。あとから来たのは私だ。なので申し訳ないので木ごと保管して様子をみることにした。
割ったのが左右の2つで右の木の穴に幼虫を戻したのが4月上旬の話。左のにももう一匹戻した。それから何度もキノコが生え、一日で萎んで終わったりするのを観察していた。時々蟻がいるのを見つけたら取り除くようにした。しばらくキノコが生え、ある時は黴のようなものがびっしり生えたりもした。空いた水槽にこのように入れて観察していた。
とてもシュールな光景だが、観察にはもってこいである。こうして6月26日の晩に窓枠に成虫がへばり付いているのを見つけた。これは水槽のすぐに脇の窓。
と言うことで無事成虫になってくれた訳である。でも一瞬見はゴキブリのよう、美しいから珍重される。姿は大切だなと思ってしまう。
こんなにキレイだから特別。もちろんお外に返しました。この2日くらい前にももう一匹へばり付いていたので出したとのこと。無事予想通りの結果が得られ大満足。